ダイヤが外れてなくなってしまったK18リングの修理
とっても大切なリングなのでダイヤを留めるのと小指にしたいから
サイズ直しをしてほしいとのお客さまからの依頼。
ダイヤ(0.15ct-リングの内側に刻印あり)は最初にどれくらいの品質の
モノが留まっていたかは不明ですが、キレイなダイヤを使うとお客さまの
予算をオーバーしてしまうとの事で、かといって予算内に収まるからといって
品質のよくないダイヤを使うのは・・・。
色々、お客さまと相談し最終的にダイヤと同じ大きさ(同じ直径-3.5mm弱)の
サファイヤ(お客さまの誕生石)を使うことになり、サファイヤ(0.22ct)は
普通(?)のラウンドカットのではなくラウンドダイヤカットのものを使用。
(これでお客さまの予算に収める事が出来ました。)
このリングの場合、極端にサイズを小さく(#10→#3)するため石枠も
横長に変形してサファイヤが留められなくなるのでサイズ直しをした後、
石枠を作り直しました。
また、こういうサイドの爪だけで留めてあるリングは、なにげなしにモノに
当てたりして、徐々に石の留めが緩んで石が外れたりしやすいです。
このリングの場合も爪がすり減ってたり、爪が起き上がってたりして
ないので、ダイヤが外れてしまったのはそれが原因だと思います。
そのため、今回は石枠の上下に丸線の爪を2本追加しました。これで、
余程の事がない限り石が外れたりすることはないと思います。
(写真 修理後のK18サファイヤリング)
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